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以下に日本航空インターナショナルでの訓練の一部をご紹介します。
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ADVT(Advanced Training)訓練はその形態として、「座学」「シミュレーター(模擬飛行装置)を使用した訓練」「実機による訓練」に分けられますが、シミュレーターは任意の気象状態やエンジンの故障など実機では訓練できない状況を設定できるのが大きな特徴です。日本航空インターナショナルでは、シミュレーターのこの特徴を活かして、様々な異常事態・緊急事態からの回復操作をできるだけ多く体験し理解することにより、操縦技量及び予期し得ない異常な事態に対処する能力の向上を目的とした訓練を1998年度から定期的に行っています。具体的な科目としては
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急減圧及びこれに続く緊急降下中にウインドシアに遭遇した場合の対処 |
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離着陸時にウインドシアに遭遇した場合の対処 |
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機体の異常な姿勢(過大なピッチやバンク)からの回復 |
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地表や山に異常接近し、警報装置が作動した場合の回避操作などです。この訓練は更に一歩進んだ訓練という意味でADVT(Advanced Training)と名付けられています。 |
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| (2) |
CRM(Crew Resource Management)訓練
ジェット旅客機の出現以来、技術の進歩とともに航空機自体が故障したための事故は大きく減少してきました。一方、NASA等(米国航空宇宙局)が行った過去の航空機事故の分析によると70%以上の事例で何らかのヒューマン・エラーが関与していると言われており、最近ではヒューマン・エラーの防止による事故防止がより重要と考えられています。したがって、日本航空インターナショナルでは、従来は運航乗務員の操縦技術に重きを置いた訓練を実施してきましたが、更にそれに加えてクルーの「チームとしての意思決定や効果的なコミュニケーションの方法、また操縦室におけるリーダーシップの取り方や業務の適切な配分などに着目した訓練」が必要と考え、1986年からCRM訓練と呼ばれる新たな概念の訓練を国内他社に先駆けて導入しました。CRM訓練は、CRMの重要性および有効性を理解し、CRMへの取り組み姿勢を強調するための「CRMセミナー」、演練の場であるシミュレーター訓練、さらに日常運航におけるCRMの定着のための諸施策の三本柱からなっています。CRMについては現在も世界的規模で研究が進められ、発展し続けています。日本航空インターナショナルでは今後も世界の動きに歩調を合わせてCRMの推進を続けていきます。 |
| (3) |
非常救難訓練
日本航空インターナショナルでは、不時着陸(水)やその後の緊急脱出など不測の事態が発生した時に、冷静、沈着に的確な判断を行い、迅速、的確な行動をとることにより、いざという時にお客様や乗員の安全を確保するための非常救難訓練を実施しています。この訓練には、乗務員としてチェックアウトする前に、基礎となる座学、実技の訓練を集中して実施する初期訓練、乗務する機種が変更となる際の移行訓練(運航乗務員)、乗務する機種が新たに加わる際の付加訓練(客室乗務員)、傷病等で長期間乗務から離れた際に実施する復帰訓練、そして、すべての運航乗務員及び客室乗務員に対して1年に一度定実施する定期訓練があり、単に頭で理解するだけではなく、身体で覚え込む必要があるために、実際に脱出スライドを滑り降りたり、水上に浮かぶ救命ラフト(筏)に乗り移るといった訓練を行なっています。 |
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